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「ダニーさんのちゃぶだい」 絵本
¥1,980
本の説明 抜粋 家具職人であり、平和活動家であるイスラエル生まれのダニー・ネフセタイさん。子どものころから国を守るために戦うことを教えられてきましたが、徴兵が終わってから出た旅、日本での経験で気づきが始まります。日本では公園で今まで「敵」と思っていた国の人たちとも楽しく話すことができました。「敵」も人間だと気づくのです。そしていつも戦争をしている自国に疑問を持ち始めます。そして暴力=戦争は何も解決することができない。話し合いこそが解決の道であることに気づき、以降平和活動家として講演活動も始めるのです。子どもたちにそのメッセージを伝える絵本です。 著者について 企画:ダニー・ネフセタイ 1957年イスラエル生まれ。高校卒業後、徴兵制によるイスラエル軍入隊。空軍にて3年間兵役を務める。退役後アジアへの旅に出て、日本各地をヒッチハイクなどで周る。その後日本へ移住し、1988年埼玉県皆野町金沢で「木工房ナガリ家」を開設。現在夫婦で注文家具、遊具、木工小物、社会性オブジェの創作活動をしている。その他社会活動として講演活動中。テーマは 「イスラエル軍元兵士が語る非戦論」「世界情勢から平和を考える」「外国人の目に映る人権」「イスラエルの歴史と今・そして日本」 など。著書に『国のために死ぬのはすばらしい?』(高文研)、『イスラエル軍元兵士が語る非戦論』(集英社新書)、『どうして戦争しちゃいけないの?』(あけび書房)がある。 作:なるかわしんご 1989年生まれ。24歳の時に子どもの本に関わりたいと「なかがわ創作えほん教室」に所属し現在に至る。絵本・商業イラストなど制作をしながら、児童福祉・教育分野での子どもや親に向けて講演・ワークショップなどを全国で行う。絵本に『きみが うまれた ひ』『ちいさな しまの とりの おはなし』『私は十五歳』『くまと かきの み』(イマジネイション・プラス)がある。愛知県名古屋市を中心に活動。二児の父。 出版社 : イマジネイション・プラス (2025/8/30) 発売日 : 2025/8/30 大型本 : 40ページ ISBN-10 : 4909809686 ISBN-13 : 978-4909809681 寸法 : 27 x 21.5 x 0.9 cm
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『国のために死ぬのはすばらしい? イスラエルから来たユダヤ人家具作家の平和論』
¥1,650
作り手としての、アーティストとしての心がけ。 それは ”人に喜んでもらうものを作ること” だけでなく、 ”作ったものを使う人たちが暮らす社会をより良いものにすること” でもあると考えています。 木は自然に繋がっています。 そして、自然は人に繋がっています。 この地球に生きている以上、この繋がりは一生のつきあい。 いつしか私たち夫婦は、環境問題や社会問題を考えながらものづくりをするようになり、そんな暮らしが幸いにも “本” という形で世に出ることとなりました。 しばしばぎょっとされる『国のために死ぬのはすばらしい?』というタイトルですが、イスラエル出身であるダニーが子ども時代に教室で目にしていたスローガンに由来しています。 当たり前のように触れてきたこの言葉に、大きなはてなマークをつけました。 イスラエルから埼玉の美しい田舎に移住し、家具作家になった理由。そして、環境と平和を考えはじめたきっかけ。 お読みいただけたら嬉しいです。 高文研/2016年12月発行
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イスラエル軍元兵士が語る非戦論
¥1,100
「抑止力」という考えはもうやめよう――。 イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナとの間で長く続けられてきた戦争を見つめていくうちに、「国のために死ぬのはすばらしい」と説く愛国教育の洗脳から覚め、やがて武力による平和実現を根底から疑うようになる、その思考の足跡を辿る。 武力放棄を謳う憲法九条の価値を誰よりも評価するのは、平和ボケとは程遠い、リアルな戦争が絶えない国から来た外国人アクティビストなのである。 母国のさまざまな矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える一冊。 望月衣塑子氏(東京新聞記者)、推薦! ◆目次◆ 第1章 罪深い教育 第2章 軍隊を疑う 第3章 虐殺された民族が虐殺する 第4章 「全ての暴力に反対します」 (アマゾンより)
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どうして戦争しちゃいけないの?
¥1,760
「はじめ」により(抜粋) わたしはこの本を、中学生以上の若い人たち(もちろんもっと若い人でもいいですし、年配の人でもOKです)のためにつくりました。若者たちに、自分たちにも何かできる、自分たちの手で幸せな社会をつくれるよという希望を伝えたいと思っています。この本が、いままで知らなかった事実を知り、これから自分がどう行動するかを考える入り口となってくれたらうれしいです。 ※中学生以上で習う漢字にルビを入れています。 第1章 パレスチナとイスラエルに平和を 第2章 戦争は最大の人権侵害 第3章 声をあげる―イスラエルで、そして日本で ジャーナリスト・土井敏邦さんとの対話