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『国のために死ぬのはすばらしい? イスラエルから来たユダヤ人家具作家の平和論』
¥1,650
作り手としての、アーティストとしての心がけ。 それは ”人に喜んでもらうものを作ること” だけでなく、 ”作ったものを使う人たちが暮らす社会をより良いものにすること” でもあると考えています。 木は自然に繋がっています。 そして、自然は人に繋がっています。 この地球に生きている以上、この繋がりは一生のつきあい。 いつしか私たち夫婦は、環境問題や社会問題を考えながらものづくりをするようになり、そんな暮らしが幸いにも “本” という形で世に出ることとなりました。 しばしばぎょっとされる『国のために死ぬのはすばらしい?』というタイトルですが、イスラエル出身であるダニーが子ども時代に教室で目にしていたスローガンに由来しています。 当たり前のように触れてきたこの言葉に、大きなはてなマークをつけました。 イスラエルから埼玉の美しい田舎に移住し、家具作家になった理由。そして、環境と平和を考えはじめたきっかけ。 お読みいただけたら嬉しいです。 高文研/2016年12月発行
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イスラエル軍元兵士が語る非戦論
¥1,100
「抑止力」という考えはもうやめよう――。 イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナとの間で長く続けられてきた戦争を見つめていくうちに、「国のために死ぬのはすばらしい」と説く愛国教育の洗脳から覚め、やがて武力による平和実現を根底から疑うようになる、その思考の足跡を辿る。 武力放棄を謳う憲法九条の価値を誰よりも評価するのは、平和ボケとは程遠い、リアルな戦争が絶えない国から来た外国人アクティビストなのである。 母国のさまざまな矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える一冊。 望月衣塑子氏(東京新聞記者)、推薦! ◆目次◆ 第1章 罪深い教育 第2章 軍隊を疑う 第3章 虐殺された民族が虐殺する 第4章 「全ての暴力に反対します」 (アマゾンより)
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どうして戦争しちゃいけないの?
¥1,760
「はじめ」により(抜粋) わたしはこの本を、中学生以上の若い人たち(もちろんもっと若い人でもいいですし、年配の人でもOKです)のためにつくりました。若者たちに、自分たちにも何かできる、自分たちの手で幸せな社会をつくれるよという希望を伝えたいと思っています。この本が、いままで知らなかった事実を知り、これから自分がどう行動するかを考える入り口となってくれたらうれしいです。 ※中学生以上で習う漢字にルビを入れています。 第1章 パレスチナとイスラエルに平和を 第2章 戦争は最大の人権侵害 第3章 声をあげる―イスラエルで、そして日本で ジャーナリスト・土井敏邦さんとの対話